息子の夏休みの宿題に読書があり、しぶやおすすめの本50から何冊か選び、
毎日少しずつ読んでいます。
本のセレクトはあらすじを見て、息子が読んでみたい、と思ったものを選んでいるのですが、
その中のひとつ「びりっかすの神様」が、なにげなくパラパラっと見るつもりが止まらず、
息子より先に一気に読んで、何を伝えたい本なのか、すごく気になり考えさせられました。
勉強や運動など、びりになったものだけが見えるびりっかすの神様の存在を通し、
なぜ頑張るのか、何が大事なのか、という意味に皆が団結していく中で気づいていく話なのですが、
びりっかすの神様は誰だったのか、という最後のところが少し意外でもあり、
なぜそうなのか、という答えに気づいたときに、ものすごくはっとさせられました。
この本は教科書にもよく使われるそうで、私も子供の頃に読みたかったなあと思ったら、
私が小学生の頃にはまだなかった本でした(苦笑)。
絵本ではなく読み物なので結構長いのですが、
少しずつ読んでいる息子にも、なにか感じるものがあればいいなあと思っています。
一條美賀/まんぼう