頂上に着いたらお楽しみは山で作って食べる山ごはん。

1000mを超える山の気温はぐっと下がり、この日も予報では6度。
歩いている時はずっと一生懸命動いているので汗もかき、それほど寒さは感じないのですが、
頂上で足が止まると、曇りだったこともあり、一気に身体が冷えてきます。

山歩きでは汗冷えしてしまうことが心配なので、
汗を溜め込まず逃がしてくれるシャツを一番下に着るようにしているのですが、
(私は冬のランニング向けのものを着用しています)
それでもやはり冷えるので、頂上についたらまずはしっかり防寒対策をしつつ、
お湯を沸かして温かいものを食べるようにしています。

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お湯を沸かすためのヤカンの中にガスとバーナーを入れて持参しています。

とはいえ、食料も水もすべて自分たちで担いでいくしかないことと、
日帰りの山では手軽さ重視で、作る手間のかからないものが楽なので、
我が家はフリーズドライ食品(インスタント食品ですね)を愛用。

おにぎりと温かいスープにすることが多かったのですが、もう少し何か食べたいなと思い、
今回はちょっとかさばるけどカップのリゾットとスープの組み合わせで持参しました。

準備では、山では汁も捨ててはいけないので、できるだけ効率よく無駄の無いように、
このリゾットは一人120ccでスープは160ccで合計300cc。×3人分で900cc。
それに飲み物160cc×3人分=480の合計1380で、ざっと500のペットボトル3本。
(空になったらクシャッとひねれるソフトタイプのペットボトルが便利です)

このくらいであれば飲み水にプラスして一人1本ずつ持てばよいし、汁も残さず食べきれるだろう、
という感じで用意しています。

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出来上がりはこんな感じ。カトラリーは折りたためる先割れスプーンを各自1つずつ持参しています。

スープは夫と息子は春雨スープで私はなめこのお味噌汁を、持参したシェラカップで。
リゾットとみそ汁の組み合わせは微妙な気もしますが、
食べたいものを食べることが楽しいし、何より山頂で食べる温かいご飯は本当に美味しい。。

これだけでは若干カロリーが少なめですが、道中も飴や黒砂糖にクリフバーなど、
ちょこちょことエネルギー補給をしていることと下りも歩くので、小腹を満たすくらいで十分。

でももうちょっと甘いものも食べたいよね、、ということで、この日は持参したチョコパイと、
ココアやカフェラテも淹れてさらに一休み。

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息子は甘いものを飲みたかったようで、ミルクココアにさらにお砂糖を追加。チョコパイも美味しかったです。

いつもはなるべくゴミを出さないようステンレスカップを持参しているのですが、
今回忘れてしまったので登山前に寄ったコンビニで紙コップのコーヒーセットを購入してみたら、
かさばらないし軽いし飲んだ後は折りたためるし、まあお手軽で便利でした。。

とこんな感じで一息ついて、休憩はだいたい30~40分。
休み過ぎると下りるのがしんどくなってしまうので、ほどほどで下山開始。
ゴミは重ねられるものは重ね、たたんでつぶしてコンパクトにして持ち帰ります。

・・・なんだかタイトルがトレランなのに全然トレランの話になりませんが、
はてさて、下りは走るのでしょうか。。

 

一條美賀/まんぼう