渋谷区松濤美術館に「チャペック兄弟と子供の世界」展へ行きました。

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チャペック兄弟は、チェコの芸術家です

渋谷区松濤美術館の設計は白井晟一研究所、昭和55年の竣工、

中庭を囲うように展示室とロビーが配置されています。

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アールの花崗岩の壁とアールの屋根が印象的なエントランスポーチ

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中庭のロビーと展示室を結ぶブリッジ

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中庭の水盤、噴水がありました

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見上げると、楕円型に切り取られた空が見えます

チャペック兄弟はチェコの出身で、兄のヨゼフはキュビズムの画家で、兄のカレルの著書の装丁や挿絵なども行っています。

弟のカレルは新聞記事や戯曲、旅行記など多くの著書を残した文筆家です。

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図録、ファイル、マスキングテープ、ポストカード・・・

カレルの著書である「こいぬとこねこは愉快な仲間」という本が大好きで、原画を見ることが出来ました!

写真の右上の絵が表紙の本で、ぎざぎざした犬の輪郭や塗り絵をしたくなる余白・・なんともいえない絵のタッチはもちろん

物語もとても面白くて、子供のころ何度も繰り返し読みました。

 

2018年5月27日まで開催中です。建物と展覧会の両方楽しめますので是非!

チャペック兄弟と子供の世界

 

石川直子建築設計事務所・アトリエきんぎょばち