先月、山梨県にある大菩薩嶺に行ってきました。

お天気もいいし紅葉の季節だしどこかに行きたい!と思い立ち、
ほどほどの頑張りで行ける山、というわがままな要望を満たしてくれそうな山として、
山梨県にある標高2057mの大菩薩嶺の景色の良い稜線歩きを目指して行ってきました。

11月頭の都内はまだ紅葉もぼちぼちでしたが、登山口まで登る道中の紅葉がものすごく綺麗!

これは景色が期待できる!と思いながら1600m超えの登山口に着いてみたら、
なんとその標高では紅葉はほぼ終わり、、という想定外はありましたが、
気分一新、楽しく歩いてきました。

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もっと赤い景色のはずでしたが、山道を歩くのは気持ちよかったです。

上日川峠からスタートして20分もしないところに福ちゃん荘という山小屋があり、

事前に調べておいたおほうとうを戻りの時間に合わせてまずは予約。
(作るのに時間がかかるので、予約して登るのがおすすめだそうです)

ルートはガイドブックによく載っている、
大菩薩峠~大菩薩嶺までの稜線を歩いて下山する反時計回りコースを予定していたのですが、
福ちゃん荘の方のおすすめは、断然反対の時計回りコースとのこと。
ガイドの方向だと稜線歩きの時に富士山が背面になってしまうので振り返らないと見えず、
先に急坂を登ってゆっくり稜線を歩くのが良いそうです。

参考になる地図と、予約から逆算したポイントとなる箇所を通過する時間お教えていただき、
いざ唐松尾根の急坂へ!

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道中、「今日は僕は家でのんびりしたかった。」という息子の無言の抗議もあり、まめに休憩を挟みながら歩きます。

今回は初心者コースだしのんびり行けばいいよね~、とゆったり構えていたら結構大変で、
そもそも乗り気ではなかった息子をなんとか盛り上げながら、
私も本調子ではない膝をかばいながら、なんとか1時間半くらいで頂上へ。。

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周りの方たちもとりあえずここまで来て、写真撮ったらそのまま戻る、という不思議な場所でした(苦笑)。

雷岩という反り立つような大きな岩のところが頂上のように景色が良いのですが、
最高地点は見晴らしの無いその奥にあるので、文句たらたらの息子を引っ張りながら
片道20分ほどの山標ポイントまでを往復し、雷岩のところでお昼ごはんにすることに。

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今回、ガスは忘れずに持参しましたが、風が強いので次の課題は暴風対策かもしれません。

寒いから温まるものにしようよとスープ&スープパスタという汁物メニューだったのですが、
お湯を沸かしながら、スプーンとかお箸とか食べるための道具を忘れたことが発覚し、
パスタなんてどうやって食べるの、、とまた息子のテンションが下がり…(苦笑)。

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かさばるのをわざわざ持ってきたスープパスタは、そのまままた私のリュックの中に。。

日が陰ってきて寒くなったこともあり、スープと予備に持参していたクリフバーを食べて、
下山を開始することにしました。

一條美賀/まんぼう