■6月29日 ウンターリンデン美術館
リグヴィルからコルマールに戻り、ウンターリンデン美術館へ。
ウンターリンデン美術館は13世紀の修道院を改装して1853年に開館、ヘルツォーク&ド・ムーロンによってリノベーションがおこなわれ、2015年にリニュアルオープンした美術館です。
詳細は
・フランス観光公式:http://jp.france.fr/ja/discover/94433
・メゾン デ ミュゼ ヂュ モンド:
http://www.mmm-ginza.org/special/201610/special01.html
・ヘルツォーク&ド・ムーロン:スイス人建築家ジャック ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンのユニット。
修道院の美しい回廊がある建物と昔プールがあったところを改装した建物に分かれています。
エントランスを入るとまず中庭を囲む美しい回廊にでます。
とても静かでベンチに座ってしばらくぽーっと庭を眺めているとなんとも落ち着いた気持ちになりました。
この美術館は、「イーゼンハイムの祭壇画」で有名な美術館です。
昔からこのような飾りのある看板が使われていたようです。
旧館から新館へ。新館は近代、現代の美術品の展示になっていました。それらももちろんよかったのですが、私が感動してしまったのは、階段です。
薄いピンク色の壁の曲面でできています。うっとりするほどきれいな階段でした。
照明もとてもシンプル。細かいところがきれいです。
ドアや窓まわりの壁が全て3方向とも斜めになるようにつくられていました。
施工に一手間かかりそうですが、古くからあるドアや窓の形が強調されてきれいに見える様に思いました。
現代のデザインもとりいれながらも、古いものの質感とか形とかのよさをよく見せるような工夫、それらを大切にしながら設計されているように感じました。
美術館を出て街へ
お腹もすいたのでこの日は、人でにぎわっていたブラッセリーで夕ごはん。フランスのサラダですが、いろんなものが入っていてボリュームもあります。ヨーロッパの夏は夜9時ころまで明るいので、テラスで食べると気持ちがよいです。
さて、明日の朝は電車に乗ってスイスのバーゼルへ行きます。
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