■6月28日 コルマール
ベルフォールTGV駅からコルマールへ。
コルマールはドイツ国境近くの街。戦争の被害にほとんどあわなかったため、この地方独特の木組みの建築が多く残っています。石畳の街並みもルネッサンス時代のものが残っているので、迷路のようですが絵本の中の世界のようです。

Petite Venise(小ヴェニス)と呼ばれる運河周辺

Petite Venise(小ヴェニス)と呼ばれる運河周辺

コルマールの地図。

コルマールの地図。

コルマールでは、HOTEL MARECHALという運河に面した1565年創業のホテルに泊まりました。写真真ん中あたりの大きな三角屋根黄色い外壁の建物です。

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運河が見える部屋に泊まれて、窓を開けると、こんな感じ!

絵本の世界

絵本の世界

が、ここは絵葉書にもよく写される場所なので、運河の橋には人が沢山いて皆さんこちらを向いて写真を撮っています。なのであまり手や顔を出さないように気を付けました。(笑)

街はもうおとぎの国というか安野光雅さんの「旅の絵本」そのままです!

外壁に絵も描かれています。

外壁に絵も描かれています。

プフィスタの家。大きく出窓のようになっているところはお祈りをするためだそうです。ジブリのハウルの城のモデルになった建物らしい。

今は高級ホテルとレストランになっています。

今は高級ホテルとレストランになっています。

頭の家。1609年の建物でおもしろい表情の顔が沢山外壁についています。てっぺんには家主の銅像がついています。

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街を一周するかわいい汽車にも乗ってみました。楽しかったですよ!

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教会の屋根の上にコウノトリが巣をつくっていました。写真を拡大してよく見ると3羽います。親子かな?それにしても街中にコウノトリがいるって、すごいです!

この日の夕食はホテルのレストランでいただきました。運河沿いの素敵な雰囲気のレストランです。(いつもはお惣菜を買って部屋で食べているのですが、ここは有名なのでたまには。。)

こちらはメインでピジョンのお肉(鳩)です。美味しかったです~。

こちらはメインでピジョンのお肉(鳩)です。美味しかったです~。

午前中はロンシャンの礼拝堂、午後はおとぎの国 と盛りだくさんの一日でした。

明日はリグヴィルという村へいきます。

<補足>

☆ホテル ル マレシャルについて(Hostellerie le Marechal)

・ホテルのHP:http://www.hotel-le-marechal.com/fr/hotel-charme-colmar-alsace

行きはコルマールの駅から歩きました。スーツケースとショルダーバックがあったのでゆっくりめで15分くらいかかったかと思います。駅からの道は大きなお屋敷があったり閑静な住宅地という感じでよかったです。道の途中にホテルの案内が出ているのでその方向に曲がると正面入り口の門がありました。

マレ1

運河の橋から見える外観。屋根部分の部屋に泊まりました

運河の橋から見える外観。屋根部分の部屋に泊まりました。

部屋の中の様子は、木の梁が見えたり、アンティークな照明やクロゼット、椅子などでまとめられていました。部屋の鍵も大きくて重いアンティークなものでした。

マレ3

マレ3-1

予約サイトのリクエストに「運河側の部屋、バスタブ付」を希望したところどちらもかなえられていました。ジャグジー付のバスタブでした。シャワーなど水栓金物はグローエ。設備は新しくてきれい、ドライヤー、アメニティーも完備。

なぜかシャワーがふたつ?

なぜかシャワーがふたつ?

窓辺には花が咲いています

窓辺には花が咲いています

窓から見える景色

窓から見える景色

階段まわり。照明、手摺に歴史を感じられます

階段まわり。照明、手摺に歴史を感じられます

この廊下が迷路で。。。

この廊下が迷路で。。。

建物の中はちょっとわかりにくいプランになっていて、廊下もこんな感じでぐるぐる廻ってやっと自分の部屋に辿りつく感じのため迷いそうになってしまうこともしばしば。(笑)そして私の部屋の位置はエレベーターがない場所で、到着時はホテルの人が手伝ってくれましたが、チェックアウトの時は階段はちょっと大変でした。

レストランの運河沿いのスペース。

レストランの運河沿いのスペース。

朝食はバイキングでパン、卵等美味しかったですし、特にヨーグルトが美味しかったです。アルザス名物のクグロフもあります。(朝食は17ユーロ)

お腹いっぱい、しっかり食べました!パンの真中がクグロフ

お腹いっぱい、しっかり食べました!パンの真中がクグロフ

夕食も同じレストランでいただきました。運河に出たテラスもありましたが、満席だったので運河側の室内にしました。奥にも部屋が続いている広いレストランです。落ち着いた素敵な雰囲気でした。フルコースとフルコースから確か2品くらい無くしたコースがあり、私は後者のほうにしました。それでもボリュームはあってお腹いっぱいになりました。(こちらのコースは55.9ユーロ)

はじめに

マレ10

つぎに

マレ11

メインのピジョンが

美味しかった!

美味しかった!

この時点で結構お腹がふくれていたのですが、私はチーズが好きなので、チーズに挑戦してみました。

美味しいのですが結構クセがあります

美味しいのですが結構クセがあります

さて別腹のデザートが

マレ14

最後のコーヒーです

マレ15

パンもいろんな種類があってどれも美味しかったし、大満足でした!

フルコースだとたぶん食べきれなかったと思うのでこのくらいのコースで私の場合はよかったと思いました。ホテルの中での食事は、食べ終わったら部屋に戻るだけでよいので気持ち的にものんびりできました。

コルマールらしい建物を体験するにはとてもよいホテルだと思いました。

 

 

 

 

 

 

宮本恵美子/光風舎一級建築士事務所