先日は家族で、丹沢山地の大山に行ってきました。

170424_04

標高1252m。上からの眺めは気持ちのいい山です。

最近は前日に思い立ってもすぐ行けるしと、キャンプより日帰りの山歩きが増えているのですが、
今回の山歩きは、新しく買ったシューズの履き慣らしも兼ねていってきました。

170424_11

この日は少し寒かったので、サポートタイツにウールのレッグウォーマーも装備。

トレイルランニング(トレラン)とは、山や野のオフロード(トレイル)を走ることで、
我が家では夫がいろいろ走ったりチャレンジをしているのですが、
自然の中を走る人たちが本当に楽しそうで、ちょっと私もやってみようかな? と思い立ち、
まずはシューズを買いました(何事も形から入る派です)。

トレランシューズはロード用とそれほど重さは変わらないのですが、ソールの厚さやグリップが違います。

山メインでよりグリップが強いもの、山とロードが混ざっても良いものなどいろいろありますが、
どのくらい本格的に走るかも未定なので、どちらも行けるタイプを選び、
山でも目立つよう、あえて派手目なカラーリングのシューズにしてみました。

普段の朝に走っている代々木公園にも大回りのトレイルコースもあり、少し走っていたのですが、
公園内のコースなのでそれほど傾斜や負荷があるわけでもなく(それでも十分しんどいですが!)、
本格的な山道は初。

とはいえ息子も一緒なので、あくまで山歩きメインで走れそうなところがあれば少し走ってみる、
くらいの軽い気持ちで、翌日に疲れが残りすぎてもいけない、、といろいろ言い訳も足して(苦笑)、
まずは中腹まではケーブルカーでスタートし、一気標高700mくらいまで登ります。

着いた先の阿夫利神社は一気に高度が上がっているのでひんやり涼しく、
参道にはいきなり美味しそうなお団子が並んでいますが、それは後のお楽しみとしてグッと我慢し、
登山口でお祓いをして、まずは急こう配すぎる階段からスタートします。

170424_12

建築基準法ギリギリ!?と思う急勾配に、駆け上がることは1歩で挫折しました。。

見上げてみて、ここは走らず、とりあえず階段の先で考えよう、、と進みますが、
次に出てくるのはこれまた急な岩場で、コツコツと歩いて登ります。

170424_0

ゴロゴロした岩場を上るのは地味に足が疲れるもので、毎回なんでここに来たんだっけ…?と思う瞬間があります。

道中、こんな岩場とか。 急勾配できついのは最初だけ、
と書いてあった気がするガイドブックの記憶がどんどん怪しくなり、
最初のトレイルランニングのテンションはどこへやら、まずは登りきることを目標にしよう、、
と現実的な目標にあっさり方向転換することに。。

170424_01

岩に手をついた方が登りやすいので手袋は必須。 さすがにココは走れないし下るのも大変そうです。。

途中、夫は軽く走りはじめ、少し行っては追いついて合流するパターンになったり。

170424_14

意外と息子も身軽で、私だけが激しく息切れしながら遅れていきます。。

ひたすら歩いたり。

170424_15

緩く広い階段は歩幅を合わせるのが難しく、歩くのもリズムが崩れがちで私はちょっと苦手です。

大山には丁目表示のついた石標があるのですが、十六…十八…二十三…と確認して、
結局どこも走ることなく(!)、やっと二十八丁目の頂上に着きました。

一條美賀/まんぼう