わたくしお酒は結構いける口です。
いろいろいただきますがデザートリキュールは自家製のリモンチェッロに限ります!
リモンチェッロはイタリアのカプリ島やアマルフィ海岸あたりで名産のレモンのお酒ですが、意外な事に果汁は一切使わずレモンの皮だけを漬け込んだ果実酒です。皮となると農薬や防カビ材が気になる。本場イタリアでもどうなのかな…?と気になったので、ならば、国産無農薬のレモンを入手して作ってみたところ予想以上に美味しく出来たというのが昨シーズンのことでした。今年も挑戦しました。
まずはレモンをよく洗って、黄色い皮のみ(←重要)を薄く削っていきます。
削った皮を煮沸した瓶にいれ、アルコール度数95°(!)のスピリタスを注ぎます。
これでまずは1週間以上寝かして、スピリタスにレモンの色が移るのを待ちます。
スピリタス500mlに対して今回はレモンを10個(5個くらいで作る方もいます)使いました。
1週間後に氷砂糖500mlと水700mlで作ったシロップを混ぜてさらに1週間寝かします。
さて、問題は残ったレモンの実の方です。
塩レモンにして、蜂蜜漬けにして、それでもまだ余ったものは半分に切ってキッチン廻りを磨くとシンクや水栓がピカピカになりました。実はこのリモンチェッロを作っていたのは昨年末だったので掃除に大活躍でした。
佐藤千恵/後藤武建築設計事務所