パリに戻って2日目、コルビジェ設計の住宅サヴォア邸へ行ってきました。パリからRER(高速郊外鉄道)A5線で30分ほどのポワシー駅まで行き、そこからバスに乗って到着。バスは平日は本数がありましたが時刻表をみると土日はあまりないようでした。ポワシー駅改札は2か所でどちらもバス乗り場があるため少し分かりにくいのですが、50番のバスでVilla Savoye下車です。

バス停を降りてすぐ門があり、公園のような木々の小道を通っていくと

サ1

木々がぱっと開けたところに突然現れます。

サ2

まずは芝の庭をぐるっと一廻り。

サ3

サ5

企画展のパネルがありました。

企画展のパネルがありました。

エントランスも一廻り。

サ7

グリーンが意外とはっきりした色合いでした

グリーンが意外とはっきりした色合いでした

サ6

ここから入ります

ここから入ります

サヴォア邸はミュージアムパスで入れます。

パスは折りたたむとコンパクトなカードサイズになっています。(右側)

パスは折りたたむとコンパクトなカードサイズになっています。(右側)

パスを開くと、入れる美術館博物館が記載されています。右のほうにサヴォア邸も。機能的でデザインすぐれものです。

パスを開くと、入れる美術館博物館が記載されています。右のほうにサヴォア邸も。機能的でデザインすぐれものです。

そして日本語のパンフレットもありました。

パンフ

1階エントランス

サ10

サ11

サ12

スロープをのぼっていくと

サ13

リビングへ

壁のサーモンピンク色がきれいでした。

壁のサーモンピンク色がきれいでした。

天井付近の金属製のダクトのようなものはペンダントライト。

テラスのガラスが大きい

テラスのガラスが大きい

庭の緑が細長い窓にきりとられてきれいです。

棚の色も上側と側面が塗り分けられています

棚の色も上側と側面が塗り分けられています

テラスへ

サ17

半屋外のような場所

半屋外のような場所

サ19

サ20

建て主さん奥様の部屋。テラスとつながっています。

壁の青色があざやか

壁の青色があざやか

窓からテラスを眺められたり

窓からテラスを眺められたり

主寝室

サ23

サ25

トップライトからの光で明るい

トップライトからの光で明るい

子供部屋へ

壁の向こう側に子供用の浴室があります

壁の向こう側に子供用の浴室があります

子供用の浴室。窓がシンプル。

子供用の浴室。窓がシンプル。

ゲストルームへ

収納の向こう側にはトイレがあります。トップライトがあり仕切りなし。

収納の向こう側にはトイレがあります。トップライトがあり仕切りなし。

廊下

壁の青色が効いています

壁の青色が効いています

トップライトからの光がきれい

トップライトからの光がきれい

キッチンへ

タイルのカウンター。広いキッチン。

タイルのカウンター。広いキッチン。

両側から出し入れできる壁面収納

両側から出し入れできる壁面収納

サ35

屋上庭園へ

寝転がれる椅子があったり

寝転がれる椅子があったり

借景の窓のよう

借景の窓のよう

最後に日本語の本を購入。

本

コルビジェと建て主さんとの設計から工事中のやりとりや、住んでからの建て主さんの感想、コルビジェへの要望、その後戦争があったり、高校建設計画で取り壊されそうになったり、復元工事も思うように進まなかったりと希望と失意の繰り返しだったと書いてあります。建て主さんとのやりとりのあたりは、巨匠でもそんなことがあるんだな、とちょっと身近に感じてしまいました。

 

宮本恵美子/光風舎一級建築士事務所