先日、東京国立博物館に「茶の湯」展を見に行きました。
1980年の東博の「茶の美術」展以来の大規模な展覧会としてお茶の関係では話題の展覧会です。
室町時代から近代まで、写真集で見た様な名品ばかり、国宝や重要文化財も多数見ることができます。
茶碗や茶入(抹茶を入れる器です)はもちろん、軸や書、茶杓や塗りものなど、種類も豊富です。
足利将軍家ー秀吉ー家康などと伝わったお道具が、現代に目の前で見られることが不思議でもあり、有難いことだと感じます。
時代が違ったら見ることもなかったものでしょう。
沢山の品を見て、改めて自分の好みを感じたり、実際に持つことは叶いませんが、その感覚に想いを馳せたり…。
気がつけばじっくり4時間、十分に堪能しました。
6月4日までですのでご興味のある方は是非。
与倉亜紀子/加藤建築設計事務所