冬になると切干大根をつくります。つくる、なんて大そうなことはしていなくて大根を1本切って干すだけなんですけど。。(笑)

大根1本好みの大きさに切ってザルに入れて干します。

大根1本好みの大きさに切ってザルに入れて干します。

数日干しておくと、こんな感じに立派な乾物に変身。

乾燥すると意外と小さくなります。

乾燥すると意外と小さくなります。

梅の実がでまわる季節は、梅干しも大量につくれます。

これは紀州の梅。塩分も好みでつくれるのがよいですね。

これは紀州の梅。塩分も好みでつくれるのがよいですね。

大したことはしていないのですが、太陽の光と風の力で作ってもらっている感じです。

テラスの床がグレーチングになっているので、通常よりも風通しがよくて、置きっぱなしにしても蒸れずに乾燥している様に思います。
テラスの床材は、樹脂とガラス繊維から構成されるFRPという素材を格子状に成型したグレーチングです。金属ではないので素足でも歩きやすく、格子状のため風がよく通ります。

丈夫なものなので安心して歩けますが、高い所が苦手な方は、初めちょっとドキドキかもしれません。

丈夫なものなので安心して歩けますが、高い所が苦手な方は、初めちょっとドキドキかもしれません。

中延の家は敷地面積15坪、建坪9坪の狭小住宅で、コの字型プランの真ん中、3階に2畳程の小さなテラスがあります。ここで切干大根などつくっています。

リビングの掃出し窓に続く植木鉢が置いてあるところがグレーチング床の小さなテラスです

リビングの掃出し窓に続く植木鉢が置いてあるところがグレーチング床の小さなテラスです

地上から3階のテラスを見上げると、空までよく見えます。

2階からテラスを見上げてみると、グレーチングから光が入るので明るいです。

グレーチングの影が移り変わっていきます。

グレーチングの影が移り変わっていきます。

太陽の角度によって、グレーチングを通してかわいい丸い光が床に落ちる時があります。光と影が変わっていく様子もおもしろいです。

光が小さな丸や正方形になったりします。

光が小さな丸や正方形になったりします。

FRPグレーチングは、都心の狭い敷地でなんとか光や風が通るテラスを作ろうとする時には、とてもよい素材です。洗濯物も乾きやすいし、雨が降った後もすぐに乾くので掃除しやすいところも気に入っています。干し芋、干し柿、乾燥ものにいろいろチャレンジしてみようかな。

宮本恵美子/光風舎