林試の森公園。最近雨以外はほぼ毎日自転車で通っています。
場所は東急目黒線武蔵小山駅から徒歩10分ほどのところにあります。このあたりは小さな住宅が密集していて、街中は緑が少ないのですが、この公園に一歩入ると、山の中の森にいるようで、鳥たちの囀りが響いてきます。

森の中、池や小川もあります。

森の中、池や小川もあります。

東京都公園協会HP「公園へ行こう!」の公園の紹介によると

「ここは明治33年(1900年)6月に当時の農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、その後「林業試験場」に名称を変更、林野庁の付属となり昭和53年まで営々として使用されてきました。そして、筑波研究学園都市の建設に伴い、移転した跡地を整備し、「目黒公園」の暫定開放期間を経て、平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり開園しました。この公園は東西に700m、南北に250mと細長く、外周の園路をぐるっと一周すると45分程で廻れます。 」http://www.tokyopark.or.jp/park/format/index003.html

池にはカモと亀がいます。山道のようにカーブした階段。一番好きな場所です。

池にはカモと亀がいます。山道のようにカーブした階段。一番好きな場所です。

151209-10のコピー

林業試験場だった当時からの巨木も多く珍しい木が沢山あります。いろいろな植物を見ることができることは公園の特徴ですが、私がこの公園がよいなあと思うところは、高齢の方が沢山いて、ベンチでお喋りしたり、ゲートボールやジョギング、ウォーキングをしたり、カモに餌をあげたり、日向ぼっこをしたり、と自分の庭のように普段着感覚で楽しく過ごされていることです。気取りがないところがいいなあ と思います。それと猫が沢山暮らしているのも特徴ですね。どの猫も名前がつけられていて高齢の方たちから可愛がられています。

森に住む猫たち

森に住む猫たち

公園のシンボルツリーは、トトロが居そうな大きなくすの木。

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もちろん小さい子供とお母さんたちも沢山います。夏になると大人気のジャブジャブ池、ターザンロープもあるアスレチックもあります。

左がジャブジャブ池。右は自然に朽ちていく様子を観察する大きな木。

左がジャブジャブ池。右は自然に朽ちていく様子を観察する大きな木。

倒木自然観察樹木という台風で倒れた大きなユーカリの木があり、どのように自然に戻っていくのかを観察しているのだそうです。でも朽ちていくにはまだまだ先が長そうですね。

「森のアトリエ」というお教室が毎月おこなわれています。ボランティアの方々が、公園に落ちている松ぼっくりやいろいろな実を集めてくださってそれらを飾って作るリース作りに参加しました。松ぼっくりがあっちこっち向いてしまってますが、ご笑覧ください。

季節ごとに和紙染めなどいろいろなものが作れます。

季節ごとに和紙染めなどいろいろなものが作れます。